無印良品「自分で詰める水」が気になる!使いやすさやデメリットは?

- 誰でも無料で使える給水サービス
- 無印良品以外のマイボトルでも利用OK
- 水アプリ連動で持続可能な社会を意識
7月1日にスタートした無印良品の給水サービス「自分で詰める水」。
プラスチックごみが課題になっている今、「飲料水」をきっかけに環境や健康について考えることを目的として誕生しました。
同日に給水専用ボトルとして「自分で詰める水のボトル」も発売され、このボトルを購入しないと給水サービスが利用出来ないと思っている人が多いのですが、実は給水ボトルは無印良品のものじゃなくても給水OK!
マイボトルや、スタバのタンブラー、水筒など。自分が持っているボトルを利用して無料で水を飲むことができる本当に無料のサービスなんです。
そんな「自分で詰める水」給水サービスについて、メリットだけじゃなくデメリットまで詳しく紹介していきます!
無印良品「自分で詰める水」とは?
無印良品の「自分で詰める水」は、無印良品に設置された給水機からお水を無料でもらうことが出来る給水サービス。
各地域の拠点となる大型店舗を中心に、全国113店舗に給水機を設置。2020年度内には、日本国内約400店舗への設置を予定しています。
無印良品に設置された給水機で何が出来るの?
自分で詰める水は、水道水がそのまま出てくる訳ではなく、水道水を浄水した水が出てきます。温度は「常温」「冷水」の2種類が選択できます。
水量の量も、300mL・180mL・120mLから選ぶことができるので、今流行りの小さなマイボトルも溢れる心配なく利用できます。または、ボタンを押せば好きな量を注ぐことも可能です。
注ぎ口の高さは約20センチメートルなので、容量が500mLくらいのボトルであれば対応出来る大きさ。
そして、給水する操作はとっても簡単。
- ボトルを置き、常温水か冷水を選ぶ
- 1回分の量を選ぶ
- 給水ボタンを押す
給水機に説明が大きく書かれているので、初めての人でも迷いません。
押すボタンの数が少ないので、コンビニのコーヒーマシンのように操作に迷うことなく簡単に注げます。
190円で買える「水ボトル」でプラ削減へ
給水サービスと共に発売された「自分で詰める水のボトル」は330mLの容量が入って税込190円。
このボトルは、繰り返し使いやすいように設計されており、リュックの側面にあるボトルホルダーに入れると容器がスッポリ隠れるベストなデザイン。
水をさらに楽しむ商品も発売
水にサッと溶かすだけで、お茶が楽しめる自分で詰める水のボトル用の「ルイボスティー」と「黒豆茶」も同時発売。
お茶が飲みたくなったら、サッとボトルに溶かすだけで、ホッと一息つけるティータイムに早変わりします。
それぞれが300mL用×10袋で税込390円。
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今はまだ2種類ですが、普及するにつれ、色々な種類のお茶が発売されること期待大!
水アプリでエコが可視化
そして面白いのが、この「水アプリ」。
アプリに登録し、位置情報をセットすると自分の近くにある給水スポットがすぐにチェック出来ます。
実はこのアプリ、無印良品の給水スポットだけでなく、東京都水道局が「Tokyowater Drinking Station」として紹介する公共施設など都内約700箇所以上の給水スポットを掲載。
家の近くに無印良品がない人も、近所の給水スポットを知ることが出来るので、一度ダウンロードしてみるのをおすすめします!街中での給水に役立ちますよ。
また、今後も各自治体の給水スポット情報の充実を図る予定なので、東京以外の人にも役立つアプリになっていきそうです。
ただし!アプリで表示される公共施設の給水スポットには「飲み口型水飲栓」の所もあり、注ぎ口が上を向いており正直少し衛生面が気になります。

https://tokyo.smilebottle.jp/dsmap.html
無印以外の給水スポットを探す時は、「ボトルディスペンサー式水飲栓」の方が衛生的だし、冷水も出るのでおすすめです!

https://tokyo.smilebottle.jp/dsmap.html
水ボトル利用者をチェック
ここでは、実際に自分で詰める水を利用した人たちのインスタをチェック!
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この水ボトルは、インスタだけじゃなく、youtubeでも紹介している人が多く、人気商品のため売り切れている店舗もちらほら。
給水機が設置されていない店舗でも販売されているので、見つけたら即買いがおすすめですよ!
人気の水ボトル!実際に使ってみました
話題の「自分で詰める水ボトル」を買いに、いざ無印良品へ!
インスタをチェックすると売り切れ店舗が出ていたり、まさかの転売されているサイトも見つけたので在庫があるか心配だったんですが、私が行った日本橋店は問題なく売っていました。
気になっていた「黒豆茶」と「ルイボスティー」も発見!迷った末、「黒豆茶」を購入しました。
そして、気になる給水コーナーがこちら。てっきりレジの近くにあるのかと思ったら、コレド日本橋店は店内の奥の方に置かれていました。
紺色ののぼりが目印です。
給水機の高さは100mくらいなので、小学校中学年の子であればなんなく届く高さ。小さな子供がいたずらできない高さなので、ちょっと安心しました。
私はすぐに使いたかったので、レジにて「すぐに水を詰めたいんですけど…」と申し出たら、そのままボトルを渡されました。
他の購入者のインスタには、すぐ使用することを伝えたらレジ横の水道で水洗いしてくれた、とあったので期待していたので、少しがっかり。
フロアのトイレで水洗いしてから、利用しました。
物珍しそうに見てくる他のお客さんの視線を気にしながら、いざチャレンジ!
やり方をチェックして、ドキドキしながらいざスイッチをポチり。
「冷水」を選んで、1回分の水「300ml」ボタンをポチり。押し間違えたのか100mlしか入らなかったので、自分で水量を調節できるボタンを押していれる。
ボタンを押し続けている間は水が注がれるのかと思いきや、一度押すと水が出て、もう一度押すと水が止まるしくみ。
想定と違ったので少しテンパって、水を溢れさせそうになりましたが、間一髪のところでボタンを押して水が止まりました。
初めて給水機を使う人は、止める時はもう一度押す!!これだけ覚えて挑んでくださいね。
ちなみに、無印良品のボトルじゃなくとも給水できるのことも、大きく書かれているので、一安心。
使ってみた感想は、とにかく飲みやすい!!!
コロンとしたフォルムと広い飲み口のお陰か、飲み心地が良くお気に入りです。
330mlというサイズ感も、500mlのペットボトルを飲むよりも水を飲んでいる気がしないので、いつもよりも水分が気軽にとれます。
無印良品に行かない時も、会社のウォーターサーバーで補充して、いつでもエコ。
気になる黒豆茶も、粉末がダマにならず、すぐ溶けて楽しく美味しい。
ただし、結構振りました。笑
バックに入れても邪魔にならないので、ミニバッグでお出かけの時も重宝します!
この「自分で詰める水ボトル」は友達にすすめたい(すでにすすめた)くらい、使い勝手が良いアイテムでした。
Q&A!気になる点を徹底調査
さて「自分で詰める水」について色々と紹介していきましたが、レンタマンが気になった疑問を調べてみました。
Q1. 使っている水は水道水って本当?
YES。「自分で詰める水」は水道水を使っています。ただし、水道水が出るわけではなく、水道直結型のウォーターサーバー「ウォータースタンド」を利用しています。
浄水カートリッジにより、水工場で作られる水と同等の高機能浄水がされています。
Q2. 無印のボトル以外でもいいの?
YES。無印良品の商品ではないマイボトルや水筒の利用もOKです。
流行りのマイボトルや、スタバのタンブラーでも利用できます。ただし、注ぎ口の高さが約20cmなので、500mlのペットボトル以上のボトルは注ぎにくいです。
Q3. 水ボトルに熱湯を入れてもok?
NO。水ボトルの取り扱い表示を見ると、70℃以上の熱湯はNGとなっています。
他にも、冷凍保存、電子レンジ、食洗器も使用出来ないので注意してください。
Q4. 水アプリで分かる給水所は無印だけ?
NO。無印良品以外にも、公共施設の給水スポットが表示されます。
ただし浄水された水ではなく、水道水の給水スポットも表示されるので水道水が苦手な人は注意が必要です。
Q5. ボトル裏のシールがうまく剥がせない時の対処法は?
手で剥がすと上手く剥がれませんが、中性洗剤で洗えばツルンと落ちるのでお試しください。
自分で詰める水は「持続可能な社会」への第一歩

https://tokyo.smilebottle.jp/
いかがでしたか?
無印良品の「自分で詰める水」は、ただの給水サービスではなく、私たちへ「持続可能な社会」の一歩を考えるきっかけをくれるサービスではないでしょうか?
自分で詰める水と同日にスタートした、レジ袋有料化も、レジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考え、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとになることを目的としています。
アプリで連携している東京都水道局でも「トーキョースマイルボトル」という取り組みを行なっており、これからペットボトルを持たず資源を大切にする取り組みが大きく世の中に広がり、私たちの環境に対する意識を少しずつ変えていくでしょう。
無印良品 自分で詰める水はこちら
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