データ無制限のおすすめ格安SIM5選まとめ|特徴やメリット、選び方を詳しく解説!

- データ無制限のおすすめ格安SIM5選を紹介!
- 低速モードでも速度を速くできるのはUQモバイル・ワイモバイル・マイネオ!
- SNSをよく見るならLINEモバイル!エンタメ派はビックローブモバイルがおすすめ!
携帯電話料金を節約したいけど、データ通信はたくさん使いたいという方多いはず。
この記事ではデータ通信を無制限で使える格安SIM主要5社について詳しく紹介しますよ!
データ無制限には2種類のタイプがある
格安SIMで料金が安くなるのに、さらにデータが無制限で使えるとなると魅力的ですよね。
実は格安SIM(MVNO)でもデータ無制限で使えるサービスは2種類のパターンに分かれているんです。
格安SIM(MVNO)でデータ無制限になる2種類のパターン
- 低速通信の速度が速いタイプ
- 特定サービスの高速通信がカウントフリーになるタイプ
それぞれどのような仕組みなのか紹介します。
低速通信の速度が速いタイプ
まず1つめは、低速通信の速度が速いサービスです。
携帯電話の料金プランでは高速通信が使える容量が決まっていますが、低速通信は制限なしで使い放題になっています。
この低速モードの速度は最大128kbpsが一般的ですが、一部のプランでは最大500kbps〜1Mbpsで使えるようになっています。
最大500kbps以上の速度が出れば、高画質の動画再生や大容量アプリのダウンロードは厳しいですが、一般的な用途なら問題なく使えます。
500kbpsで出来ること
- Webサイトの閲覧
- SNSの再生
- 音楽ストリーミング再生
- 低画質〜中画質の動画視聴
2020年8月の時点では、この仕組みでデータ無制限になる主要なサービスは、mineo、UQモバイル、ワイモバイルです。
以前は楽天モバイルのスーパーホーダイというプランもありましたが、現在はキャリアとして自社回線を使ったサービスを展開していますので、新規申込は終了しています。
特定のサービスで高速通信がカウントフリーになるタイプ
もうひとつは特定のアプリやサービスの通信がカウントフリーになるタイプです。
すべての通信が一律使い放題になるのではなく、サービス限定で使い放題になりますので、特定のジャンルでしかデータ通信をしない人にはメリットがあります。
たとえば、LINEモバイルのSNSデータフリープランでは、LINEなど特定のSNSアプリを利用しているときのデータ通信は高速通信容量を消費せず使い放題になります。
いくらLINEでメッセージや画像を送受信しても、LINEアプリの無料通話でどれだけ長電話してもデータ量を消費せず無制限で高速通信が使えます。
カウントフリーでデータ無制限になるサービスには、LINEモバイルやBIGLOBEモバイルがあります。
現状は高速通信無制限はない
現状の格安SIM(MVNO)では、高速通信が制限無しで使い放題というサービスはありません。
キャリアが運営するサービスなら、楽天モバイルが楽天回線エリア限定で高速通信使い放題を実現しています。
また、将来5Gサービスが本格的に始まれば、高速通信無制限のプランが一般的になる可能性があります。
このように、大手キャリアなら徐々に高速通信無制限が利用できるようになりつつありますが、格安SIM(MVNO)で高速通信がすべて無制限になるプランは現状では予定されていません。
格安SIMで高速通信無制限のサービスは現状ない。(2020年8月現在)
だが、格安SIMで携帯料金を安くしたいなら
- 低速通信の速度が速いタイプ(UQモバイル・ワイモバイル・マイネオ)
- 特定のサービスで高速通信がカウントフリーになるタイプ(LINEモバイル・BIGLOBEモバイル)
を選ぶのがおすすめ!
データ無制限のおすすめ格安SIM5選
それでは、実際にデータ無制限で利用可能な格安SIMの主要5社について順番に詳しく見ていきましょう。
1,低速モードでも速いmineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は関西電力グループのオプテージが運営する格安SIMです。
mineo(マイネオ)ではオプションサービスの申し込みをすることで、低速モードの速度を上げることができます。
オプションサービス「パケット放題」
mineo(マイネオ)では月額350円(税抜)のオプションサービス「パケット放題」に申し込むことで低速モードが最大500kbpsで使い放題になります。
高画質の動画ストリーミングは速度不足ですが、Webサイトの閲覧やSNS、低〜中画質の動画視聴なら無制限で楽しむことができます。
mineo(マイネオ)のメリット
mineo(マイネオ)のパケット放題は月額350円と料金が安いので、データ無制限を気軽に利用できるのがメリットです。
パケット放題が必要なくなればオプションだけ解約するということもできます。
また、データ専用プランにパケット放題をつけることも可能です。
音声通話あしのデータSIMでデータ無制限を実現できるのは大きなメリットになるでしょう。
mineo(マイネオ)のデメリット
mineo(マイネオ)のパケット放題は料金は安いですが最大500kbpsなので、速度が十分に出ない可能性もあります。
高画質の動画再生は速度不足になる可能性が高いので、ネット閲覧やSNSが中心の方におすすめです。
2,プランRなら低速モードが最大1MbpsになるUQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドのサービスです。
UQモバイルではプランRを利用すると低速モードの速度が最大1Mbpsで使い放題になります。
プランRなら低速モードが最大1Mbpsに
UQモバイルのプランRは高速通信が10GBで月額2,980円のプランです。
高速通信を使い切った後は最大1Mbpsで使い放題となりますので、WebやSNS、通常画質の動画視聴など一般用途ならデータ無制限となります。
UQモバイルのメリット
UQモバイルのメリットは低速モードの速度が最大1Mbpsと速いので、動画再生も快適なところです。
理論値ではmineo(マイネオ)の2倍の速度になっていますので、速度重視の方におすすめです。
UQモバイルのデメリット
UQモバイルはauのサブブランドなので、純粋な格安SIM(MVNO)より若干料金が高めなのがデメリットです。
低速モードが最大1Mbpsになるのは月2,980円のプランRだけで、月1,980円のプランSの場合は低速モードは最大300kbpsになるのも要注意です。
UQモバイルのプランRはもともと高速容量が10GBありますので、あまりデータを使わない人にとってはデータを使いきれない可能性もあります。
普段どれくらいデータ通信を利用しているのか計算してみて、お得になるかどうか検討してみましょう。
3,プランM/Rの低速モードが最大1Mbpsになるワイモバイル
Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクのサブブランドで、UQモバイルと同じように低速モードが最大1Mbpsになるプランがあります。
Y!mobile(ワイモバイル)とUQモバイルは立ち位置がよく似ていて、お互いにライバルのような関係にありますので、UQモバイルでできることはワイモバイルでもできる場合が多いです。
料金も品質も似ていますので、KDDI系がよいかソフトバンク系がよいかで選ぶとよいでしょう。
プランM・Rなら低速モードが最大1Mbpsに
Y!mobile(ワイモバイル)ではプランMまたはプランRを利用すれば低速モードの速度が最大1Mbpsになります。
Y!mobile(ワイモバイル)のプランRは月額3,980円からとUQモバイルより料金が高いですが、高速通信が17GBついて、しかも10分かけ放題もセットになっています。
プランMは高速通信13GBにかけ放題がついて最初の6か月は月額2,980円で利用できます。
ワイモバイルのメリット
Y!mobile(ワイモバイル)のメリットは、ソフトバンクのサブブランドなので回線の質が高いところです。
ソフトバンクの自社回線を使っていますので、安定した通信ができます。
ワイモバイルのデメリット
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリットは割引サービスが複雑で料金がの仕組みがわかりにくいところです。
低速最大1Mbpsのプランも、最初の6ヶ月は料金が安いですが、7か月目以降は月々700高くなりますので注意が必要です。
4,SNSや音楽ストリーミングが無制限になるLINEモバイル
LINEモバイルには特定のアプリでの通信がデータ量を消費せず無制限になるデータフリーがあります。
SNSを中心としたカウントフリー対象のアプリなら高速通信が使い放題なのがメリットです。
用途で選べる3種類のデータフリー
LINEモバイルでは以下のように3種類のデータフリーオプションが選べます。
データフリープラン
- LINEデータフリー…LINEアプリの通信が無制限
- SNSデータフリー…LINE、Twitter、Facebookが無制限
- SNS音楽データフリー…上記に加えてInstagram、LINE Music、Spotify、AWAが無制限
このように自分がどんなジャンルでデータ通信をよく使うのかで選べます。
データフリーは高速通信容量を消費しないので無制限ですが、速度は高速通信と同じ速度で快適に利用できます。
LINEモバイルのメリット
LINEモバイルのメリットは、データフリーとLINEの無料通話を活用して通話料の節約ができるところです。
データフリーになるのがLINEアプリだけでよいなら、追加料金なしで無制限になりますので月額料金を安く抑えることができます。
LINEアプリを使った無料通話はデータ通信も通話料も0円になりますので、どれだけ長電話をしても完全無料で通話し放題になります。
データの使いみちがほとんどLINEに限定されているなら、かなりの料金節約ができます。
LINEモバイルのデメリット
LINEモバイルのデメリットは、データ無制限になる対象がSNSか音楽に限られているところです。
たとえば、SNSデータフリーならLINEとTwitterとFacebookが対象ですが、それ以外の一般ブラウザからのWeb閲覧やメール送受信、動画再生などは無制限の対象外です。
カウントフリー対象になるサービスをよく使っていて、それ以外の用途はあまり使わないという方におすすめです。
5,オプションサービスでエンタメ系アプリが無制限になるBIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはインターネットプロバイダのBIGLOBEが運営している格安SIM(MVNO)です。
BIGLOBEモバイルの特徴は、オプションサービスに加入することでYouTubeやAbemaTV、音楽ストリーミングなどのエンタメサービスがカウントフリーで無制限になるところです。
エンタメ系サービスがカウントフリーに
BIGLOBEモバイルではエンタメフリーオプションの月額480円を加えることで、21種類のエンタメサービスのデータ通信が無制限になります。
特に注目なのはYouTubeやAbemaTV、U-NEXTなどの動画視聴が無制限になるところ。
ただしSNSやWebブラウザ、メールの通信はカウントフリーにはなりません。
SNSをよく使うならLINEモバイル、エンタメサービスをよく利用するならBIGLOBEモバイルというように用途で選ぶとよいでしょう!
BIGLOBEモバイルのメリット
エンタメフリーオプションのメリットは、対象アプリなら高速通信がカウントフリーになるところです。
高画質の動画をいくら楽しんでも無制限なので、映画やドラマ、アニメなどを好きなだけ楽しめます。
たとえば、通学・通勤時の電車の中などで動画が見放題になります。
動画好き、エンタメ好きで、普段外出が多いアクティブな方には魅力的なサービスです。
BIGLOBEモバイルのデメリット
エンタメフリーオプションは月額480円のオプションサービスなので、月額料金の負担は大きくなるのがデメリットです。
BIGLOBEモバイルの基本プラン料金は3GBの音声プランは月額1,600円、10分かけ放題をつけると月額2,430円です。
そこにエンタメフリーオプションの月額480円が加わりますので、トータルの料金は格安SIM(MVNO)の中では高めの金額になってしまいます。
2020年8月の時点では、エンタメフリーオプションが最大6ヶ月無料のキャンペーンがありますので、まずは無料期間で試してみて継続するか検討するとよいでしょう。
まとめ
データ無制限の格安SIMは、
- 低速モードが500Kbps以上で通信できるタイプ
- 特定のジャンルがカウントフリーになるタイプ
の2種類があります。
まずは、どのような目的でデータ通信を無制限にしたいのか、どれくらいの速度が必要なのかを整理しておくと選びやすくなります。
自分にぴったりのサービスを見つけて、料金を節約しながら無制限のデータ通信を活用しましょう!
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