ボトルなしウォーターサーバーとは?水道直結型と補充型を比較

- 水道水を浄水したウォーターサーバー
- 定額料金で実質お水が飲み放題
- 種類は水道直結型と自分で注ぐ補充型
突然ですが、ウォーターサーバーと聞いて、どんなタイプのサーバーを思い浮かべますか?
そう、ほどんどの人がこの「ボトル型ウォーターサーバー」を思い浮かべたかと思います。
2000年頃から急激に広がったボトル型ウォーターサーバー。
今このボトル型に変わり、ボトルなしのウォーターサーバーが話題になっているんです。
ボトルなしウォーターサーバーとは?
ボトルなしウォーターサーバーとは「水道水を浄水したウォーターサーバー」のこと。
従来ウォーターサーバーと言えば、自宅にボトルが宅配され自分でサーバーに取り付けるタイプが主流でした。
このボトルなしウォーターサーバーは、ボトルがないことによりそれらの手間が不要になった画期的なウォーターサーバーなのです。
ボトルなしウォーターサーバーの特徴
- 水道水を使用するので実質飲み放題
- ボトルがないためストックスペース不要
- 水道水を浄水カートリッジでろ過する仕組み
ボトルなしウォーターサーバーの一番の特徴は、水道水を浄水すること。
これを聞くと、浄水器となんら変わりがないように思いますが、従来のウォーターサーバー同様にしっかり冷水と熱湯を利用することができます。
しかも従来のボトル型で手間とされていた、ボトルの受け取りやストック場所の確保、重いボトルを交換をする労力が一切ないウォーターサーバーです。
ボトルなしウォーターサーバーの種類
ボトルなしウォーターサーバーの種類は大きく2つに分かれています。
それが「水道直結型」と「水道水補充型」。
水道直結型は、水道管を直接繋いで浄水するタイプ。水道管からホースを通すので場所が限定されます。
補充型は、水道水をサーバーに注いで浄水するタイプ。場所を取らないが、補充する手間が掛かります。
水道管に直接つなぐ「水道直結型」とは?

https://waterstand.jp/ptnr_lp0001/
水道直結型は、水道管から分配器具とホースを使って、直接サーバーに繋げるタイプ。
業者による初期工事が必要で、所要時間はだいたい1時間ほど。設置後はフィルター交換と定期メンテナンスだけなので管理が楽チン。
ただし水道にホースを繋げるため、キッチンの近くなど、設置場所が限定されます。
代表的なメーカーは、ウォータースタンド、クールクー、楽水、キララウォーター。
話題の無印良品給水サービス「自分で詰める水」も、水道直結型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」を使用しています。

水道直結型の仕組み
続いて水道直結型の仕組みを紹介。
蛇口部分を分解して、配分器具を取り付けていきます。
こちらの動画では蛇口から分配していますが、配線を見えないようにしたい場合は、シンク下の水道管に配分器具を取り取り付ける相談をすることも可能です。
自分で水道水を注ぐ「補充型」とは?

https://www.hummingwater.com/
補充型は、自分で水道水を注ぐタイプ。
工事不要で、場所を選ばずに設置できるメリットがあります。
また、水道直結型と同様に設置後は、フィルター交換と定期メンテナンスのみ。
ただし、水道水を自分で補充する必要があったり、設置場所が水場から離れた場所だと給水が面倒な点も。
補充型の仕組み
補充型の仕組みは簡単。自分で水道水を注ぐだけ。
初期工事や配線がない代わりに、水道水を注ぐひと手間が必要になります。
どっちがいいの?水道直結型と補充型を比較
水道水を使って浄水する、ボトルなしウォーターサーバー。
水道直結型と、補充型は果たしてどちらが優秀なんでしょう?
水道直結型 | 補充型 | |
---|---|---|
工事 | 必要 | 不要 |
サーバーレンタル料 | 3,500円/月〜 | 2,900円/月〜 |
タイプ | 卓上型 スタンド |
卓上 スタンド |
水の種類 | 浄水 RO水 |
浄水 |
メンテナンス | 定期メンテナンスのみ | 定期メンテナンスのみ |
水道水の補充 | 不要 | 必要 |
設置場所 | 水道の近く | どこでも |
メリット | 水補充の手間なし | 設置場所を選ばない |
デメリット | ・初期工事が必要 ・設置場所が限られる ・ホースが邪魔 |
・水を補充する手間がかかる ・水場から遠いと給水が面倒 |
比較をすると補充型の方が工事の手間もなく置き場所も制限されないので、気軽に始めやすいと思う人がいるかもしれません。
でも、ちょっと待った!ウォーターサーバーは毎日使うものだということを忘れないでください。
補充型は自分で水道水を注ぐ必要があるので、給水タンクが空になったらその都度給水をしなければなりません。
だいたいタンク容量は4Lほどなので、一人暮らしの場合でも2日に1回は給水が必要になります。
ボトル不要のウォーターサーバーにしたのに、毎回お水を入れる手間があるなんて本末転倒。
もっと知りたい!ボトル型や浄水器と比較
従来のボトル型との違いは?
実は従来のボトル型ウォーターサーバーは、ボトルの種類が2種類あります。
それがリターナブルボトルタイプと、ワンウェイボトルタイプです。
ボトルの返却が必要なリターナブルボトル方式
従来からあるボトルタイプ。空いたボトルを業者に回収してもらう必要があります。ゴミを出さず、再利用されるのでエコ。
ただし受け渡しや、使用前後で収納する場所が必要なのがネックです。
ボトルを自分で捨てられるワンウェイボトル方式

https://onewaywater.com/special/
使用済ボトルの引き取り回収が不要なタイプ。自宅で廃棄できるので手間いらず。
ペットボトル同様、資源ごみとして捨てることができます。
他にも、場所を取らないビニールタイプもあります。
そう、ボトル型は天然水など各地の美味しい水を自宅で飲めるメリットがありますが、ボトルを採用していることにより手間や労力が発生しているのです。
- ボトルの交換が必要
- ボトルが重く交換が大変
- 使用済みボトルの回収が面倒くさい
ボトルなしウォーターサーバーは、水道水を使うことにより、これらの手間や労力が不要。
4種類で比較すると、手間のかからなさは一目瞭然!
ボトルなし (水道直結) |
ボトルなし (補充型) |
ボトル (リナーナブル) |
ボトル (ワンウェイ) |
|
---|---|---|---|---|
受取の手間 | ||||
回収の手間 | ||||
交換の手間 | △ |
浄水器と何が違うの?
浄水器では、水道水の温度に準ずるため常温もしくは温水しか出ませんが、ボトルなしウォーターは80~90℃、高いものだと93℃の熱湯が出るためカップ麺のお湯として問題なく利用できます。
他にも、最も普及している蛇口型浄水器よりも濾過性能が高いのが特徴。
理由は、2〜3本の浄水カートリッジが水道水をしっかり浄水してくれるから。
蛇口型浄水器よりも浄水精度の高いフィルターを通ることにより、非溶解粒子や残留塩素、サビや沈殿物などがしっかりろ過されたお水が飲めます。
ボトルなしウォーターサーバーのメリットデメリット
メリット
- レンタル料だけでお水が飲み放題
- ボトル交換なしで楽
- 安心の定期メンテナンス
デメリット
- 天然水より味がしない
- 水道直結型はホースが邪魔で置き場が制限される
- 補充型はこまめに補充する必要があり手間
おすすめのウォーターサーバーはコレ
水道直結型「ウォータースタンド」
水道直結型ウォーターサーバーの中で一番おすすめなのが「ウォータースタンド」。
さかな君のCMや、無印良品の給水サービスで利用されたことも話題となっているウォータースタンドですが、何と言っても高性能、手間なしなのに、料金が安くておすすめ!
料金は、冷水、熱湯が出るウォーターサーバーは3,500円〜、常温、冷水だけの場合はなんと2,000円〜始められます。
浄水カートリッジも水道直結型ウォーターサーバーでは最多となる3本も設置しており、安全なお水を好きなだけ飲めておすすめです!

補充型「ハミングウォーター」

https://www.hummingwater.com/brand/
月額2,900円(税抜)のハミングウォーターは、安いだけでなく、置型ウォーターサーバーで1、2を争うコンパクトサイズ。
水道水を注ぐ手間はありますが、場所を取らずしかも好きな場所にウォーターサーバーをおけるので、リビングや自室など、お気に入りの場所で冷水、熱湯を楽しむことができます!
値段の安さもおすすめポイントのひとつです!

まとめ!ボトルなしウォーターサーバーを選ぶなら…
ボトルなしウォーターサーバーがどんなものか詳しく分かったでしょうか?
水道直結型と補充型には、それぞれ良いところも悪いところもあります。
それらを踏まえ、ボトルなしウォーターサーバーを選ぶ場合、おすすめしたいのは水道直結型ウォーターサーバーです!!
補給型の場合は、最初の工事や設置場所などの敷居が低く、気軽に試すことができますが、毎日使うことを考えると水の補充がとっても面倒くさい!
その点、水道直結型ウォーターサーバーなら、今までわずらわしさを感じていたお水の管理という手間から全て解放されるので、迷ったら絶対水道型をおすすめします!
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