コラム

【2020年最新】フェムテックサービスまとめ

koba

フェムテックとは?

フェムテックという単語を聞いたことはありますか?

日本ではまだまだ知っている人の少ない単語かもしれません!

フェムテックとはテクノロジーを通じて女性特有の悩みや問題を解決する上でのサポートをすること

フェムテックの語源

フェムテック(femtech)は female(女性)とtechnology(技術)を組み合わせてできた造語

2013年にClueという生理管理サービスを開発したデンマーク出身のCEOアイダ・ティンさんによって作られました。

それ以来、世界中でフェムテック業界は注目され、盛り上がりを見せているんです!

フェムテックの市場規模

世界中の女性、人口の半分がターゲットになることからフェムテックは市場価値の非常に高い業界とされているんです。

世界全体でフェムテック業界への投資額は2012年:60億円から2019年上期:400億円約6.6倍と大幅に増加しています。

また、2025年にはフェムテック市場5兆円になるという推測もあるほどです。

(出典:Frost & Sullivan 『FEMTECH Digital Revolution in Women’s Health』)

多くの投資家がフェムテック業界に注目して投資をしており、欧米ではスタートアップ企業の参入が活発です。

今もっともアツいと言っても過言ではない業界なんです!

背景にあるのは女性の社会進出

https://diamondleadership.com/category/articles/page/2/

そんなフェムテックが注目される背景には女性の社会進出も鍵になっていると思います。

2017年にセクハラ被害を告白して、同様の被害を受けたことのある人たちに#MeTooと応えるように呼びかけた運動や、もうセクハラ被害をなくそうとするタイムズアップなど。

女性の社会進出と同時に、今まで拾われなかった女性の声は年々しっかりと取り上げられ、重要視されています!

日本でも増えてきているフェムテックサービス

生理管理・共有サービス PAIRCARE(ペアケア)

https://paircare.jp/

2019年9月にリリースされたLINEの友達登録をするだけの生理管理・共有サービス。

https://paircare.jp/

生理が近づくとLINEから通知が来るので人に知られる心配がない。

パートナーや家族・友達との共有機能で旅行の日程や体調管理など言わなくてもアプリが伝えてくれるサービスです。

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卵巣年齢検査キット Fcheck(エフチェック)

https://jp.techcrunch.com/2019/07/10/f-check/

日本初!たった0.1㎖の血液から卵巣年齢をチェックするキット。

卵巣年齢とは「卵巣の中に残っている卵子の数が、何歳の平均的な値と同水準か」を表すもの。

卵巣年齢は個人的が大きいのが特徴。

正しい卵巣年齢を知ることで妊活のタイミングや不妊治療の検討に役立ちます。

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遠隔赤ちゃんの健康管理 Melody i(メロディーアイ)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000038603.html

胎児の心拍計・陣痛計がセットになったモバイル型分娩監視装置。

妊婦さん自身がウェアラブル機器を装着して産婦人科にデータを送信することで通院負担を軽減させます。

また妊婦さん自身も赤ちゃんの心拍が聞こえて赤ちゃんが元気だという安心感を感じとれる効果もあります。

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ピルのオンライン診察 スマルナ

https://sumaluna.com/

スマルナは、生理やセックスの悩みを抱える女性と医師をオンライン上で直接つなぎ、ピルをお届けするオンライン診察アプリ。

https://sumaluna.com/

アフターピルから低用量のピルまで扱っています。

アプリをインストールしてオンライン上で診察。その後、最短翌日でピルが届くようになっています。

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LINEパーソナル薬剤師 わたし漢方

https://www.watashikampo.com/

LINEで薬剤師に相談して自分に合った漢方を送ってくれるサービス。

https://www.watashikampo.com/

不妊治療や更年期障害、冷え性まで様々悩みをオンライン上で相談できます。

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日本にはまだない世界のフェムテックサービス

生理用品のサブスク CORA(コーラ)

月経量や周期に合わせてオーガニックコットンで作られたナプキンやタンポンが送られてくるサブスクリプションサービス。

白黒のモノトーンでスタイリッシュなデザインにしている点もポイント。

社会問題にも積極的で、収益の一部は発展途上国の教育支援に当てられています。

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月経カップで健康管理 LOON CUP(ルーンカップ)

https://thebridge.jp/2015/10/south-korean-smart-menstrual-cup-wants-redefine-periods-20151012

世界初の月経カップに搭載されているセンサーで経血の量や色、周期や体温などを測って自身の健康に役立てられるサービス。

月経カップがいっぱいに近づいたらアラートする機能で事前に取替えるタイミングも知らせてくれることも可能に。

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水に流せる妊娠検査薬 Lia(リア)

https://meetlia.com/

Liaは紙で出来ている妊娠検査薬。

妊娠検査薬が30年以上もアップデートされていないことから開発された製品。

水に流せて環境に優しい設計になっているのでプライバシーも守れて安心です。

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デジタル避妊アプリ Natural Cycles(ナチュラルサイクルス)

https://picante.today/europe/european-union/2019/01/30/16813/new-study-into-role-of-natural-cycles-in-plan-a-pregnancy-mode/

スウェーデンの避妊アプリ。口に体温計を加えて基礎体温を計り妊娠の確率を表示してくれます。

15,000人の女性データの蓄積によって93%安全に避妊ができるようになっています。

アプリが避妊具の使用を促した時にしっかりと避妊具を使用すれば98%もの確率で避妊できるのだとか。

その数字の正確さが認められ米国ではじめてのデジタル避妊法として売ってよいと認可されています。

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ウェアラブル搾乳機 Willow(ウィロー)

https://shop.willowpump.com/

ブラの上に装着するだけで自動で搾乳してくれるウェアラブル搾乳機。

仕事や家事などと並行して搾乳できるのに加えて、どんな態勢でも搾乳してくれます。

忙しいお母さんの強い味方です。

公式サイトへ

日本でフェムテックは増えていくのか?

まだまだフェムテックは日本では聞きなれない単語ですが、日本でも積極的にフェムテックの取り組みが行われています。

  • フェムテック・フェス!(2019年9月開催)
  • 大丸梅田店フェムテック商品を集めたミチカケをオープン(2019年11月~)
  •  アジア初のフェムテック特化型投資ファンド企業誕生(2020年秋にも出資予定)

フェムテックに参入するスタートアップ企業や資金調達した日本企業も数々あり、これからどんどん新しいサービスが生まれること間違いなしです!

フェムテックは日本でも少しずつ盛り上がりを見せている!

まとめ

フェムテックとはテクノロジーを通じて女性特有の悩みや問題を解決する上でのサポートをすること。

市場規模は2025年には5兆円にもなると推測されるこれから大きくなる業界なんです!

日本でも少しずつ浸透してきて、サービスも増えてきました。

今後の注目が見逃せませんね!

※記載内容は現在のサービスと異なる場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

この記事の著者
株式会社ピコラボ
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