格安SIM

格安SIMのデメリットは?後悔しないために注意すべきポイントまとめ

koba
30代女性
30代女性
格安SIMに切り替えたら、単純にスマホ料金がお得になるの?
40代男性
40代男性
料金が安くなるならすぐにでも切り替えたい!

そう思う人も多いはず。

ですが、格安SIMには月額料金が安くなるのと同時に、デメリットもあるんです。

ここでは格安SIMのデメリットを事前に知って、後悔しない格安SIM選びをするためのアドバイスを紹介します!

そもそも格安SIMとは?

格安SIMとは、ドコモ、au、ソフトバンクの大手通信会社の料金に比べて、格安の料金で通話やデータ通信を利用できるサービスのことです。

SIMとは写真のICチップのようなもので、これが電話番号やデータを保有していて、スマートフォンに入れることで利用可能になります。

このSIMカードを入れ替えることで格安SIMに乗り換えることができます。

なぜスマホ料金を格安にできるの?

格安SIMの最大の魅力はなんといっても利用料金が安いことです。

なぜそんなに安くできるのかいうと、大手キャリアから通信回線を借りている状態だから。

モバイル通信サービスを提供するのに必要なインフラ設備を持たないため、開発費用やメンテナンス費用がかかっていないので、その分安くサービスを提供することができるのです。

なので格安SIMのサービスごとに、”どこのキャリアの回線を借りているのか”を知っておくとよいですよ!

格安SIMと格安スマホ何が違うの?

よく疑問に思うのが「格安スマホと格安SIMの違い」ですが、一体何が違うのでしょうか?

格安SIMと格安スマホの違い

格安SIM SIMカードのみ
格安スマホ SIMカードと端末のセット

もし端末をすでに持っていて、SIMカードだけ他社に乗り換えたい場合は「格安SIM」といった呼び方になります。

端末もすべて新しくしたい!という場合には型落ちなど最新版ではない端末を安く購入できるので「格安スマホ」といった呼び方になります。

格安SIMのデメリット10個

格安SIMは大手キャリア回線から回線を借りているため余分な費用がかからず、スマホ料金を安くできることがわかりました。

ですが、格安SIMには10個のデメリットがあることがわかりました。

後悔しないためにも事前にどのようなデメリットがあるのか確認していきましょう!

①SIMロックとSIMカードサイズの確認が必要

3大キャリアで購入したスマホには「SIMロック」と呼ばれるロックがかけられている場合があります。

例えば、ドコモで購入したスマホにはドコモのSIMカードしか使えないような仕組みです。

そのため、現在使っている端末をそのまま使いたいのであれば「SIMロックを解除する」手続きが必要です。

また、SIMカードのサイズには「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類があり、それぞれサイズが異なります。

自分が持っている端末で使えるSIMカードのサイズが知りたい場合は、実際に本体からSIMカードを取り出して確認するか、もしくは端末の機種をwebで検索してサイズを確認しましょう。

②初期設定を自分で行わなければならないケースもある

3大キャリアでスマホを契約した場合、スマホが手に渡ったらすぐに使用できるように販売ショップが設定をしてくれます。

一方、格安SIMをスマホで使う場合、利用を開始する前に行う初期設定を自分で行うケースがあります。

現在、多くの格安SIMサービスが店舗販売などを行っているので自分自身で初期設定を行うケースはあまりないと思いますが、オンラインで購入した場合などは自身で初期設定を行う必要があるので注意が必要です。

初期設定と言ってもマニュアルに沿って操作するだけで、一度設定してしまえばその後変更する必要もないのでそこまで難しくありませんよ!

③サポートが手薄に感じるかも

格安SIMは3大キャリアと比べて実店舗の数が少ないです。

購入後に不明な点やトラブルについて相談したい場合に店舗が少ないと直接説明を受けられなくてサポートが手薄だと感じるかもしれません。

とはいえ最近では、UQ mobile、Y!mobile、楽天モバイル、mineo、イオンモバイルなど、実店舗を設けたり家電量販店にサポート窓口のある会社が増えているのでサポートを直接希望される人はこういった店舗の多い会社を選択するのがおすすめです!

④通信速度が遅くなりやすい

格安SIMで最も問題点とされるのが「通信速度」についてです。

格安SIMは大手携帯通信会社から通信回線を借りており、借りた回線を利用者間で分け合う仕組みになっています。

回線利用者が多く、決められた量を超えたデータ通信量が発生した時、いわゆる回線が混雑している状態の時に通信速度が遅くなる傾向があります。

通信速度は遅くなる可能性の高い時間帯

  • 平日の8時頃(通勤・通学の時間帯)
  • 平日のお昼時12~13時頃
  • 平日の18~20時頃の帰宅ラッシュ時

通信速度が遅くなった場合には、混雑する時間帯や場所での使用を避けたり、WiFiが使える環境であればモバイルデータ通信からWiFiに切り替えたりして対処する必要があるでしょう。

⑤テザリングが使えないかも

テザリングとは、スマホを利用してPCやタブレットのインターネット接続することです。

3大キャリアが販売するスマホであればほとんどテザリングが可能ですが、格安SIMの場合、回線と利用する端末の組み合わせによってはテザリングが利用できない場合があります。

テザリングができない事例

  • 楽天モバイル・・・au回線のiPhoneはテザリング不可
  • UQ mobile・・・iPhone5S以降の製品であればテザリング可能でAndroidは一部利用不可

最近では格安SIMでもテザリング可能な機種が増えてきましたが、まだまだ未対応のケースもあります。

テザリング機能が必要な人は格安SIMのテザリング対応状況について事前に確認しておく必要がありますよ!

⑥通話料金が高くなるかも

格安SIMのデメリットとしてよく挙げられるのが通話料金の高さです。

格安SIMの場合は「1回○分まで無料」「月○分まで無料」など、無料枠の通話時間を超えた分は別途支払いというケースが多いです。

無料枠で収めた場合の料金は月500~700円程度というお手頃な料金設定です。

ただし、無料枠を超えてしまった場合、超過分の料金について格安SIMサービスの多くは「30秒ごとに20円」と設定しています。

例えば、60分話してしまった場合、2400円の料金が発生するため、高額になってしまいます。

最近ではLINEやSkypeなどの無料アプリで通話する人も多いため、あまり通話時間や料金を気にする人は多くないかもしれませんが、格安SIMの通話料金が高いことは事前に把握しておく必要がありそうです。

⑦キャリアメールが使えない

3大キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」が付く、各キャリアメールが使用できなくなります。

例えばmineo(マイネオ)は「@mineo.jp」といったメールアドレスが発行可能です。

一方で発行されない会社もあり、その場合はYahoo!メールやGmailなどのフリーメールのアカウントで対応をする必要があります。

フリーメールは誰でも手軽に発行することができますが、その反面、信頼性が低く、キャリアメールのアドレスに送ると迷惑メールとして自動で認識されてしまい相手に届かないという可能性があります。

そのほか、銀行などの金融機関ではセキュリティの面からキャリアメールでのメールアドレスの登録を推奨しています。

このような信用が必要である重要な契約の場合はフリーメールで対応できない可能性もあることを念頭に入れておきましょう。

⑧LINEの年齢認証・ID検索ができない

LINEで友だちを追加する際に使われるID検索ですが、格安SIMの場合使うことができません。

ID検索に必要な年齢認証システムは3大キャリアと連携して行われているため、格安SIMの場合、LINE自体使用できますが年齢認証とID検索ができないものがほとんどです。

なお、Y!mobileとLINEモバイルについては年齢認証とID検索が可能です。

ID検索以外で友だちを追加したい場合は、専用URLを発行したりQRコードやふるふるを使ったりすることで対処しましょう!

⑨キャリア決済が使えない

キャリア決済とは、有料アプリやネットショッピングでの購入代金などを毎月のスマホ使用料金と合わせて支払うサービスです。

クレジットカード情報を入力する必要がないため、支払いも手軽でセキュリティの観点からも安心して利用できます。

基本的にキャリア決済は、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア利用者向けのサービスとなっており、格安SIMで利用できません。

一部、Y!mobile、UQモバイル、mineoといった会社でも使用できますが、限度額や利用範囲が決められていたりする場合もあるので注意が必要です!

キャリア決済をよく利用する人は格安SIMに乗り換える前に事前にキャリア決済可能か公式サイトなどで確認しましょう。

⑩ポイントの処理が必要

3大キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、解約後もポイントを継続して使うためには所定の手続きが必要です。

ポイント ポイント手続き
ドコモ
dポイント 解約から200日以内にdアカウント継続利用の手続き
au
Pontaポイント au IDを保有
ソフトバンク
Tポイント Tカードとの連携

日々のショッピングやスマホ代の支払い、契約者向けのプレゼントキャンペーンなどでポイントが気がつかないうちに溜まっていた、という人も多いのではないでしょうか。

キャリアのポイントはスーパーやコンビニ、飲食店、ネットショッピングでも使用することができるので、貯まったポイントを無駄にしないよう、所定の手続きを忘れずにしましょう!

後悔しない選択をするために!おすすめの格安SIM3選

通信速度を重視するなら「UQモバイル」

プラン プランS プランR
月額料金 1,980円
1,480円(家族割)
2,980円
2,480円(家族割)
通話料 20円/30秒

  • 「かけ放題(24時間いつでも)」1,700円/月
  • 「かけ放題(10分/回まで無料)」700円/月
  • 「通話パック(60分/月まで無料)」500円/月
データ通信量 3GB 10GB
制限時通信速度 最大300Kbps 最大1Mbps
契約期間・解約金 なし

UQモバイルはauのサブブランドの格安SIM。

auのサブブランドサービスとあって、回線速度が速いと評判が良いです!

格安SIMのデメリットで挙げた、「通信速度」が気になる方にイチオシのサービスです!

口コミをみる公式サイトへ

信頼できるソフトバンク回線のサブブランド「Y!mobile(ワイモバイル)」

プラン プランS プランM プランR
月額料金 1,980円
2,680円(半年後)
2,980円
3,680円(半年後)
3,980円
4,680円(半年後)
通話料 10分以内の通話が何度でも無料
10分を超過した場合、30秒につき20円
データ通信量 3GB⇒月々4GB 9GB⇒月々12GB 14GB⇒月々17GB
制限時通信速度 上下最大200Kbps
契約期間・解約金 なし

ソフトバンクのサブブランドのY!mobile(ワイモバイル)!こちらも回線として信頼ができますね!

10分間の通話なら何度も無料になるので、細々電話をする機会がある人には、ワイモバイルがおすすめです!

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とにかく安く!キャンペーンがお得な「楽天モバイル」

料金 1年目:無料
2年目以降:2,980円/月
エリア 国内 海外
楽天回線エリア パートナーエリア
データ通信 使い放題 5GBまで 2GBまで
通話
※専用アプリ利用時
通話:かけ放題
SMS:使い放題
海外⇒国内:かけ放題
国内/海外⇒海外:980円/月
通話 20円/30秒 20円/30秒
契約期間・解約金 なし

とにかく安く使いたい人には、楽天モバイルがおすすめ!

今なら一年間月額料金無料のキャンペーン中です!

エリアはまだまだ限られますが、エリア内であれば、安い!使い放題と良いことづくめ!

エリアチェックは下記から確認してみましょう!

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まとめ

格安SIMは、スマホ料金を安くできるけれど、デメリットが10個ほどあることがわかりました。

契約した後に、後悔しないためにも事前にデメリットを把握しておくことが重要です!

スマホの使用頻度や通話頻度、サポートの有無などあなたに合った格安SIM選びをして、お得に快適なスマホライフにしていきましょう!

 

※記載内容は現在のサービスと異なる場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

この記事の著者
株式会社ピコラボ
株式会社ピコラボ
レンタマン運営局
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