買うから借りるで持たない暮らし、家電レンタル「Rentio」を使った感想

汚れた家の外壁をきれいにしたいので、夫が「ケルヒャー」が欲しいと言い出しました。
ケルヒャーはドイツ製の高圧洗浄機。
家の外壁だけでなく、ベランダ、窓、網戸、浴室などの掃除に便利と評判で、力を入れてごしごしこする代わりに、高圧水が汚れを落としてくれる優れた掃除家電です。
実際に使ってみたところ、評判通り大変きれいになりました。
今回はケルヒャーを買わず、「Rentio(レンティオ)」という家電レンタルサービスで数日間レンタルしましたが、結果借りて大満足。
買わずに借りた理由やサービスを実際に利用した感想などを紹介します。
買わずに借りた理由

ホームセンターのデモ機を触ってきました
ホームセンターでは、1万円台で安く買える機種もありましたが、外壁やベランダを掃除するならそれなりの洗浄力をもつ中型以上のケルヒャーを使いたい。そうなると価格も高いしサイズも大きくなってしまいます。
使用頻度の低い大型家電は買うべきか
我が家がケルヒャーを買うのに考えたのは、
- 外壁とベランダを掃除したい
- タンク式ではなくホースをつなぎたい
- 価格が3万~5万円
- 収納場所がない
- 年に数回しか使わない
- 本当にきれいになるか心配
Rentio(レンティオ)で簡単レンタル

https://www.rentio.jp/
今回ケルヒャーを借りたのは、カメラや家電など1500種類以上の商品を取り扱う「Rentio(レンティオ)」というレンタルサービス。
価格と口コミから選びました。
一昔前のレンタルというと、誰が使ったかわからないので借りるのを躊躇しましたが、最近はきちんと消毒・抗菌処理などを実施したり、品質を管理しているため、借りることに抵抗が少なくなっている気がします。
また、「ミニマリズム」という言葉も定着し、家にたくさんのものがあふれているのを煩わしく感じる人も増え、「買うから借りる」は時代にマッチしたサービスなのかもしれません。
必要な時だけ借りて、用事がすんだら返す

レンティオのケルヒャーが届きました
高圧洗浄機は外でも使用するためか、正直あまりきれいな箱ではありませんでした。
商品自体は小さな傷はありましたが、使用するのに問題なし。
取扱説明書とレンティオオリジナル簡易説明書、返送用の宅配便の伝票が一緒に入っています。
取説を読むのは面倒なので、要点だけ書かれたレンティオの説明書は便利で、すぐに使うことができました。
我が家が借りたのは「ケルヒャー 高圧洗浄機 ベランダクリーナー K3サイレント(K3-50) [50Hz東日本用] 水道ホース付き」。
到着した日に早速使ってみましたよ。

外壁の汚れもきれいに。
10年近く手入れしていなかった外壁の汚れが、こんなにきれいに落ちました。一目瞭然ですね!
日が当たらずコケが生えてしまった日陰の塀もきれいです。
驚いたのが浴室。
頑固な湯アカも高圧洗浄機にかかればお手のもの。

お風呂のふたもきれいになりました
以前、浴槽クリーニングを業者に15,000円で頼んだときのようにピカピカになり、「マイ・ケルヒャー」が欲しくなりました。
買うと収納場所、修理費、廃棄料がかかる
今回のレンタル費用は6,980円(税抜)。
もし気に入ってこのままレンタル品を購入する場合は、追加2万円で買い取りもできます。
新品の一般価格が36,278円。
買ってもいい金額ですが、掃除機よりも一回り大きなサイズを収納しておく保管場所の問題、故障したときの修理代、使わなくなった時の廃棄料などを考えると、年に何回も使うものではないので「持たない」という選択はよかったなと。
故意の破損でなければ修理費請求なし
実は借りている3泊4日の間にケルヒャーが壊れました。
ホースに小さな亀裂が入り水漏れし始めたので、すぐにサポートセンターにメールで連絡したところ、すぐに替えのホースが送られてきて、レンタル期間を無料で延長してもらえました。
今回は故意に壊したわけではないので修理費用の請求もなし。
レンティオを利用した感想

スマホから簡単にレンタルできます
- 身分証明書提出がない
- スマホから簡単に申込できる
- 気になる商品を買う前に自宅で試すことができる
- 商品はキレイな状態で届く
- 収納場所をとらない
- メンテナンス費用がかからない
- 処分費がかからない
メルカリなどのフリマアプリや、中古ショップでいろんなものが気軽に安く手に入る便利な現代、
「ある程度使ったら売り、また新型を買う」
「中古品を安く買う」
「モノを買わずにレンタルする」
など、「所有」にこだわらず「利用する」生活スタイルが浸透してきました。
今回のケルヒャーのように、1年に数回しか使わない高価なもの、しかも一度使ってみないとよさがわからないものはレンタルするのにぴったりでした。
子どもの運動会や発表会で一眼レフの望遠カメラを使ってみたい、海外旅行で防水カメラを使いたい、ドローンを試してみたいなど利用方法はさまざまですが、悩んだらまずは買わずに借りてみるという選択もありでしょう。

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